技能検定制度
技能検定の概要
技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する技能の国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在111職種について実施されています。技能検定の合格者は平成27年度までに411万人を越え、確かな技能のあかしとして各職場において高く評価されています。
技能検定の等級区分
技能検定は国(厚生労働省)が行うことになっていますが、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会に、技能検定試験については各都道府県にそれぞれ委託されています。
さらに、委託された各都道府県の業務のうち、受験申請書の受付、試験実施等の業務は各都道府県職業能力開発協会が行っています。
特級 | 管理者または監督者が通常有すべき技能の程度 |
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1級及び単一等級 | 上級技能者が通常有すべき技能の程度 |
2級 | 中級技能者が通常有すべき技能の程度 |
3級 | 初級技能者が通常有すべき技能の程度 |
(*これらの区分以外に外国人研修生等を対象とした基礎1級及び基礎2級があります)